記事の目的
先日のDOUBLE PRETENDERSに引き続き、paraphさん主催のダブル譜面偽装企画BoKL(Battle on Kemomimi Loli)が開催されました。
提出した譜面と参加者予想について振り返り、記事の形で記録を残しておきたいと思います。
パッケージ
予想結果
動画
提出した譜面(エントリーNo.1: paraph_1gou)
paraphさん本人の譜面(エントリーNo.3: paraph_3gou)
企画への参加について
最初に「参加しませんか」と声をかけてもらった際に、一度は断りました。
偽装譜面と言えど、自分でクリアできないような譜面を作って、しかも踏んで確認すること無いままも世に出すのはどうかと考えたからです。
しかし、自分で譜面を作るのではなく、想像上のparaphさんを作り出し、その仮想paraphさんに譜面を作ってもらえばいいじゃないかというアイデアが浮かび、参加することにしました。
以下ではこの仮想paraphさんを「dancing_paraph_bot」と呼ぶことにします。
dancing_paraph_bot作成譜面について
dancing_paraph_botが作っただけあって、本物のparaphさんからは「これもう僕の譜面ですね」と言っていただけました。
滝の形は確かに近いと思います。
一方で、「こんなのparaphさん置かないでしょ」という箇所も結構ありました。
paraphさんはこんなの置かない
正解発表でも指摘されていましたが、フリーズ絡みでparaphさんっぽくない配置があったと思います。例えば音合わせの短いフリーズと時間差の2本フリーズです。
paraphさんっぽくない気はしていましたが、dancing_paraph_botがそう置いたので尊重しました。
作者予想について
今回の企画では、実は本人譜面については譜面を見ることなく予想することが可能でした。
breakdownが長すぎるため2号ではない、
ソフランが無いため4号ではない、
基本BPMが240ではなく120なので5号ではない、
表記難易度が高すぎるので6号でもない、
残るは1号と3号、1号が自分なので残る3号がparaphさんです。
他の人については、
breakdownから2号にMAFUYUさん、
この企画で難易度16を作ってくることから6号をAKUDOさんに割り当てました。
あとは1回目の低速のリズムから4号をBMTさんに、
残ったslaimさんを5号に割り当てました。
結果としてはBMTさんが2号だったことから予想の前提が崩れ、的中率は自作含め3/6でした。
paraphさんとAKUDOさんの予想は自信があったので、そこが合っていたのは良かったです。
2回の偽装企画に参加して
自分が普段譜面を作らないような曲で、しかも自分の手癖を封印して相手に寄せて譜面を作る、あるいは作者を当てようと各譜面作者の特徴を研究することで、色々な気付きや発想を得られるのが偽装企画に参加する魅力かなと思います。
DOUBLE PRETENDERSでは、これまで一度も置いたことのないような配置を発想することができました。
トシさん選曲のElectra’s Songの偽装譜面を作りましたが、実はかなり苦労していました。
3譜面作って全消ししてまた作り直すということを2回やりました。
何度も譜面を作り直して、最後の最後に降りてきたのが「フリーズ→同時」という配置でした。
この配置はトシさんが過去の譜面でおそらく置いてない配置です。また、自分でもこのパターンの配置は置かないです。
なぜこのような配置を置いたのかと振り返ると、「想像上のトシさんがそう置いた」としか言いようがないです。
トシさんっぽい譜面かという観点では正直そう思わなかったのですが、最後に降ってきたアイディアを大事にして提出しました。
偽装成功率は低かったのですが、その後のインタビュー(https://paraphrohn.hateblo.jp/entry/2020/04/15/202541)にて「自分でそういう使い方はしないけど面白いと思った」と言ってもらえましたし、個人的には満足しています。
今回のBoKLでは、冒頭で述べたdancing_paraph_botのアイデアを思いついたこともそうですが、もう1つは本人の特徴「でない」部分を寄せないと本人らしい譜面にならないなと気づけたのが収穫でした。
ラストに地団駄が置かれているのは、結局dancing_paraph_botを構成するときに自分の手癖が入ってしまっていることの表れだなと思います。
次回の企画があればまた参加したいと思います。