[Steam] 探索が面白い2Dアクション「フェノトピア」全クリ感想&レビュー

今期遊んだ中でも相当面白かった2Dアクションです。
操作感としてはSFCがんばれゴエモンがかなり近いです。

平和に暮らしていた主人公の村が異星人に襲われ、手がかりを求めて冒険するところから始まります。
ゲームを進める中で明らかになる謎、登場人物との友情などストーリーも面白いです。

本作はとにかく作りこみが尋常ではないです。
序盤に訪れる砂漠の町の時点で3マップあり、隅々まで見て回るだけで1,2時間ぐらいかかるぐらい様々なイベントがあります。

サブクエストや本筋に関係ないイベントも豊富です。
・ちょっとした謎解きを解くとスタミナやハートを増やせるミニマップ
・各地で手に入る古代の収集品を集めるコレクション要素
・物々交換を進めていくと最終的に最強武器が手に入るわらしべイベント
など、様々なイベントが用意されています。

システムは不便なところがあります。ただ、これは意図的なものだと思います。
一番キツかったのがアイテム関連で、一度に持てる数にかなりの制限があります。
途中の町で持てる数を増やせますが、それでも最初から最後までずっとインベントリ管理はギチギチでした。

他にもスタミナや回復に制約がありますが、オプションメニューで解除はできます。
全ての制限をONにした状態がゲーム上の難易度表記では「ふつう(★★★★★)」となっているため、この状態で遊んで欲しいというのが開発側の意図だと思います。

ただそういう点を差し引いても本作は面白かったです。
50Hぐらい遊んでフェノトピアの世界に浸ることができました。

とにかく世界を隅々まで探索したいというプレイヤーには相当ハマれると思いますので、オススメしたいと思います。

本作はフェノトピアという壮大な作品の序章と位置付けられているそうで、一部の謎は本作では解決しません。
次回作が出ることを楽しみにしています。

筆者プレイ時間:51.1時間
価格:2000円

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