[Steam]ウィンターセール2023おすすめゲーム(パズル、探索、メトロイドヴァニア)


Steamウィンターセール2023(日本時間12/22~1/5)に合わせて、2023年下期に遊んだゲームを紹介する記事です。
2年前に記事を書き始めて今回で6回目になりました。

自信をもってオススメできるものに★を付けています。
今期遊んだゲームはかなり面白いものが多かったので★も多めに付けています。
プレイ時間と定価も合わせて記載してますので、ボリューム感や価格感の目安にしていただければと思います。

前回までに紹介したゲームはそれぞれ単体記事化・ジャンル分けして探しやすくしました。
こちらの記事からどうぞ。
(2024/1/3)本記事の内容も反映しました。合計70タイトルほどの内容となっています。

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[Steam] 分子結合パズル「Sokobond」プレイ感想

水素や炭素といった元素を動かしてくっつけ化合物にする倉庫番パズルです。
それぞれの元素は結合する腕の本数が決まっており、ステージ上の全ての元素をくっつけて何等かの化合物にするとクリアとなります。

元素はH、O、N、C、あと他の元素と反応しないHeしか登場せず、また特定の化合物を作れという問題は無いので、特に化学の知識は必要なく、純粋に倉庫番のパズルとして楽しむことができます。

最初は単にステージ内の元素をくっつければOKですが、通過すると2重、3重結合になるギミックや反対に結合を切断するギミック、更に結合した腕の方向を変えるギミックなどが登場して味変要素もあります。

面白いのは面白いのですが、そこまでバリエーションが豊富でないので段々飽きてくるのと、作れる化合物のパターンが複数あるステージがあるのですが、別解で解いても特に何もないのがちょっと残念でした。
作れた化合物の種類が一定数になるとスペシャルステージがアンロックされるとか、作った化合物の図鑑を埋めるようなコンプ要素があればもう少し楽しめたのですが・・・

筆者プレイ時間:14.4時間
価格:1700円

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[Steam] 探索が面白い2Dアクション「フェノトピア」全クリ感想&レビュー

今期遊んだ中でも相当面白かった2Dアクションです。
操作感としてはSFCがんばれゴエモンがかなり近いです。

平和に暮らしていた主人公の村が異星人に襲われ、手がかりを求めて冒険するところから始まります。
ゲームを進める中で明らかになる謎、登場人物との友情などストーリーも面白いです。

本作はとにかく作りこみが尋常ではないです。
序盤に訪れる砂漠の町の時点で3マップあり、隅々まで見て回るだけで1,2時間ぐらいかかるぐらい様々なイベントがあります。

サブクエストや本筋に関係ないイベントも豊富です。
・ちょっとした謎解きを解くとスタミナやハートを増やせるミニマップ
・各地で手に入る古代の収集品を集めるコレクション要素
・物々交換を進めていくと最終的に最強武器が手に入るわらしべイベント
など、様々なイベントが用意されています。

システムは不便なところがあります。ただ、これは意図的なものだと思います。
一番キツかったのがアイテム関連で、一度に持てる数にかなりの制限があります。
途中の町で持てる数を増やせますが、それでも最初から最後までずっとインベントリ管理はギチギチでした。

他にもスタミナや回復に制約がありますが、オプションメニューで解除はできます。
全ての制限をONにした状態がゲーム上の難易度表記では「ふつう(★★★★★)」となっているため、この状態で遊んで欲しいというのが開発側の意図だと思います。

ただそういう点を差し引いても本作は面白かったです。
50Hぐらい遊んでフェノトピアの世界に浸ることができました。

とにかく世界を隅々まで探索したいというプレイヤーには相当ハマれると思いますので、オススメしたいと思います。

本作はフェノトピアという壮大な作品の序章と位置付けられているそうで、一部の謎は本作では解決しません。
次回作が出ることを楽しみにしています。

筆者プレイ時間:51.1時間
価格:2000円

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[Steam] 一筆書きパズル「Linelith」プレイ感想

お手軽な一筆書きパズルです。
特にルール説明は無いですが、プレイすればすぐに理解できると思います。
ちょっとしたバリエーションもありますが、基本的にはサクサク解ける系のパズルでそんなに詰まりそうな箇所も無いです。

それなりに問題数はあるものの1時間ぐらいでできますので、軽くパズルを解きたい気分のときにいかがでしょうか。

筆者プレイ時間:1時間
価格:350円

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[Steam]深海の謎を解き明かす「サブノーティカ」クリア感想&レビュー

買ったはいいものの、恐怖要素があるということを知ってプレイするかどうか相当悩んだ作品でした。
結果から言うとやって良かったです。

ジャンルとしてはオープンワールドサバイバルクラフトで、筆者は他にやったことが無いですが割とメジャーなジャンルと思います。
空腹度と渇きの概念があるOuter Wildsといったところでしょうか。

脱出ポッドで惑星に不時着した主人公が、海中の魚介類や植物類を食べてサバイバルしつつ、鉱物などを加工してツール類を作ったりして、最終的には惑星からの脱出を目指す、というのが大枠の流れです。

他の不時着した脱出ポッドの記録や、過去に似たようなサバイバルをしていた人々の痕跡を辿りながらより深海へと探索を進めていき、思いもよらぬ真実が明らかになるというストーリー要素も見所です。
オープンワールドということで特にゲームの進行順に制約は無いのですが、ときどき入る無線で行くべきポイントの情報がもらえますので、「何をすればいいかわからない」という状態にはあまりならなかったです。
サバイバルについても、基本的には近くの魚を捌いて食料と水は確保できますのでそこまでシビアなバランスでは無かったです。

探索については相当面白いです。
海中には様々なツール類の素材となる鉱物・植物、またスキャンすると新たなツール類をアンロックできる残骸があり、それらを集めるだけでも楽しいです。
また、より深く潜るには大容量の酸素ボンベや深海の水圧に耐えられる乗り物が必要となり、クラフトを進めると段々と行ける範囲が広がっていくのも面白かったです。
深海へ行けばいくほど海の様子が変わり、植生や生物も含め景色がガラっと変わるのも探索欲を掻き立てられました。

前評判で聞いていた恐怖要素については、心の準備をしていればそこまで厳しいものではありませんでした。
また、危険な立ち回りや無理な探索をしなければ回避できるポイントも多く、生身で危険生物の横を通過しなければならないみたいなことも無かったのでそこは良かったです。

Outer Wilds以来久しぶりに睡眠時間を削ってプレイしました。めちゃめちゃ面白かったです。
ジャンル上向き不向きはありますが、探索が好きなプレイヤーにはぜひオススメしたいです。
続編のサブノーティカ:ビロウゼロも今後プレイする予定です。

筆者プレイ時間:44.8時間
価格:3500円

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[Steam] 猫耳メトロイドヴァニア「にゃるるファイト!」クリア感想&レビュー

にゃるるファイトが面白そうなメトロイドヴァニアだったので遊ぼうとしたところ、前日譚であるNyakori's Rabbit Dollは絶対やった方がいいというレビューを見かけたのでそちらとセットで遊びました。
結論としてはNyakori's Rabbit Dollからやった方が絶対良いです。

Nyakori's Rabbit Dollの感想はこちら

にゃるるファイト(咸鱼喵喵)はメトロイドヴァニアジャンルの2Dアクションで、全体的なキャラのテイストとかマップの表示とかはRabi-Ribiに結構似ているところがあります。

アクションは初期から2段ジャンプとダッシュがあって快適です。
マップもそれなりに広く隠しアイテムもたくさんあり、マップ毎の達成率や近くに隠しアイテムがあれば表示される装備アイテムもあるので探索もやりやすくて楽しいです。

単体のメトロイドヴァニアとしてもかなり面白い作品です。
ただ、ストーリーは前作からの繋がりがありますし、エンディングの一部は前作の結末を知らないと理解できないと思いますので、やはり前作からやった方がいいと思います。




筆者プレイ時間:27時間
価格:820円

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[Steam] 「Nyakori's Rabbit Doll」プレイ感想

Nyakori's Rabbit Doll(喵可莉的兔玩偶)は「にゃるるファイト!」の前日譚に当たる作品で、セットで遊ぶ方が良いというレビューを見かけたのでまずはこちらからプレイしました。
本作はRPGツクールっぽいアドベンチャーゲームで、多少ホラー要素があります。Ibに近いゲーム性です。
大切にしていたウサギの人形が無くなってしまったことから、洋館の謎を解きつつ人形を探して探索するような内容になっています。

本作は日本語化されていないため英語の文章で読み進める必要がありますが、難解な語句や言い回しが出てくるわけではないのでそこまで負担にはならないと思います。
ただ、アドベンチャーゲームである以上は文章を読まないといけないので、ある程度わからない単語は調べつつ読むのが良いと思います。
また、話の構造がそれなりに複雑だったりするので、出てくる会話は全部キャプチャを撮るぐらいの勢いで進めると後で見返すのが楽だと思います。

英文のレベルはこのぐらい

本作にはDLCがありますが、本編だけだと一部の謎が残ったままになるのでDLCまで含めてプレイした方が良いと思います。

冒頭に述べた通り、本作の続編として「にゃるるファイト!」(咸鱼喵喵)があり、本作に登場するキャラクター達の話が綴られていますので、続けてプレイされることをオススメします。

にゃるるファイト!の感想はこちら

筆者プレイ時間:12.1時間
価格:470円(DLC込み)

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