記事の目的
12/19に大型譜面投稿イベント「クソフマス2020」が開催されました。
投稿した譜面について振り返ります。
投稿譜面①Teruyuki
クソフマス2020提出曲①Teruyuki
— kai_yuki (@kai_yuki) 2020年12月19日
BOFXVIで気に入ったので作成。MV合わせの動きとデン!デン!に合わせた2枚抜きを用いて楽しく踏める譜面に仕上げました #クソフマス2020 pic.twitter.com/pdm6qMftAW
BMSの大型投稿イベントBOFXVIでとても気に入った曲なので作成。
(BMSのリンク)
MVに合わせたダンサブルな配置とデン!デン!に合わせた2枚抜きを合わせて楽しく踏める譜面に仕上げました。
サビはMVに合わせて上上下下上上下下の2枚抜き込みの配置を置いています。
2サビの直後1小節降ってこないのはdaisukeのサングラス合わせです。
投稿譜面②火花散らして
クソフマス2020提出曲②火花散らして フレン・シーフォのテーマ
— kai_yuki (@kai_yuki) 2020年12月19日
右腕は2重振り子の運動方程式をOpenITG上で数値計算しています。公開済みのものをそのまま出しても味気ないので盛り上がりに合わせて首が伸びる要素を追加しました #クソフマス2020 pic.twitter.com/aXHSMGcSYP
右腕は2重振り子の運動方程式をOpenITG上で数値計算しています。
具体的な実装については解説記事を書いたので読んでいただければと思います。
実は、腕を2重振り子にするアイデア自体は1年前にあり、既にluaは作成済み、動画も公開済みでした。
コンボを繋ぐと腕をグルングルン回し始める 火花散らしてDX16 pic.twitter.com/VT86SbNNRW
— kai_yuki (@kai_yuki) 2019年9月12日
ブログでlua講座を書き始めたときから、最終回(第5回)で2重振り子の解説をすることを決めていました。
第4回の記事を6月に公開した後しばらく期間が空き、10月頃にいい加減第5回の記事を書こうかなと考えたときに、
クソフマスの作品として投稿し、同日にLua講座の記事を公開することでより多くの人に読んでもらうことを思いつきました。
しかし、単に公開済みの作品をそのまま投稿するのは手抜きのような気もして、また新鮮さも無いので、新しい要素を追加できないかと考えました。
今回、作品の投稿に当たって立ち絵はparaphさんからお借りしていますが、譜面は一から作っています。
サビからストリームにしたところ、腕が回りすぎることに気づきました。
(元の動画だと振り回しなので密度がそこまで変わっていない)
計算に空気抵抗や摩擦を入れているので無限に速度が上がるということは無いのですが、摩擦等で生じた熱エネルギーを逃がす機構が必要ではないかと考えました。
首を伸ばしているのはエネルギー増大に伴う圧力増に伴って伸びてるイメージです。
そのため、ストリームが終わると圧力が下がって元に戻ります。
「静止画に見せかけて実は動画」というのは以前からアイデアとしてあったので、それを実現させたかったのもあります。
また、以前公開した動画を見ている人ほど右下のキャラクターは背景画像だろうと考えると思ったので、その予想を裏切りたかったというのもあります。
結果、「bgだと思ってた」「動くとは思わなかった」といったコメントも頂いて、想定していた反応をもらえて嬉しかったです。
余談ですが、首を伸ばす処理は下記のように変数を定義しています。
グローバル変数と被らないように接頭語を付けています。
本当は変数と定数もわかるようにした方がいいんでしょうが、複数人で分担して書くような性質のものでもないのでそのままにしています。
これらのパラメータを変更することで、首が伸び始めるタイミングを変えたり振動を大きくしたりできます。
Luaを触ってみたいと思っている方は、まずはこれらのパラメータをいじることから始めてみてはいかがでしょうか。
例えば、shinunoha_magnitude_maxを5とか10に変えるとどうなるでしょうか。
あるいは、画像を差し替えてみるのも良いと思います。
公開した作品にsozaiフォルダを同梱しているので、こちらを使ってみるのはいかがでしょうか。
投稿譜面③パーティを止めないで(short)
クソフマス2020提出曲③ パーティを止めないで(short)
— kai_yuki (@kai_yuki) 2020年12月19日
プロトタイプで作っていたのがちょうど1分弱だったので提出。
TACHIKAWA Divisionです #クソフマス2020 pic.twitter.com/1iACF2Ujt9
曲はDOUBLE PRETENDERS2で知りました。
ヒプノシスマイクは実質遊戯王5D'sなので難易度は5としています。
「ヒプノシスマイクは実質遊戯王5D's」はこの辺りをご覧ください。
https://togetter.com/li/1606089
アニメを見ている中で「立川ディビジョン」という単語が先に浮かび、立川ディビジョンっぽい譜面を作りました。
ドゥルドゥルとガチ踏みと地団駄を入れたかったので全部入れました。
3パートとも簡単すぎず難しすぎない難易度に上手く調整できたかなと思います。
番外編:他に候補として考えていた曲
スーパーのお惣菜コーナーでよくかかってる曲(呼び込み君No.4)
デイリーポータルZの記事で、このスーパーでよくかかっている曲に名前が付いていることを知りました。
https://dailyportalz.jp/kiji/171012200897
曲の長さも約50秒でちょうどよく、顔が1950の楽しそうな死神に似てるのでBPM265の1950っぽい譜面を付けるつもりでいました。
そう思っていたらD4DJでこの曲が追加されるらしいと聞き、もしかしたら被るかもしれないと思ったため、
結構悩んだんですが見送ることにしました。
ウタカタ・サマーメモリーズ
BMSの曲で、元ネタはst4のガチ押し譜面です。
https://www.youtube.com/watch?v=E3p0p6evB34
10月末頃から作成を始めて、11月末には完成していたんですが、Teruyukiと火花散らしてで通常曲2枠が埋まったので見送り、羽衣12月に提出しました。
終わりに
今回はシングル1曲のダブル2曲、難易度も簡単めなものと難しいもの、また久々にLuaも書き、バランス良く作成&投稿できたかなと思います。今後もこういったイベントに参加していきたいと思います。