[Steam]惑星の緑化を目指すクラフトゲーム「The Planet Crafter」クリア感想&レビュー

不毛の惑星をテラフォーミングしていき、緑溢れる大地に変えていくことを目指すオープンワールドサバイバルクラフトです。
しばらくアーリーアクセスが続いていたのですが、正式版がリリースされたので購入してプレイし始めました。

地表に落ちている鉱石を拾ってツール類を作ったり、ソーラーパネルなどの電力装置やヒーター、ドリルといった熱や気圧を発生させる装置を作ってテラフォーミングを進めていきます。

最初は酸素タンクの容量が少ないので開始地点の近くしか探索できないのですが、ツール類を充実させていく中で行動できる範囲が広がっていきます。

探索を進めていくと墜落した飛行船を見つけることがあり、貴重な鉱石や植物の種、新たな設計図をアンロックできるICチップなどを入手することができます。

テラフォーミングを進めていくと灰色だった空が青空になり、雲ができやがて雨が降るようになり、不毛だった大地に湖ができて植物が繁栄して、といったように自身の行動によって惑星の様子が変わっていくのはなかなかできない体験でした。

オープンワールドサバイバルクラフトらしく、ちょっと遠くへ足を伸ばして見たことのない景色を見ることができたり、他の地域では手に入らないレアな鉱石を見つけて、これは何に使えるのだろうとワクワクしながらチェスト一杯になるまで収集して拠点に持ち帰るのが本当に楽しかったです。
筆者はオープンワールドサバイバルクラフトというとサブノーティカぐらいしかやったことが無いのですが、探索と収集は同じぐらい楽しかったです。

テラフォーミングのための設備は段階が進むにつれてどんどんアンロックされていくのですが、1つ上位の装置が10倍以上の効率だったりするものの、次の段階までの要求量も同じように指数関数的に伸びていくため、次々に新しい設備を作らないといけなくて忙しさを感じました。
この辺りはプレイスタイルにより受け取り方は変わりそうです。

ときどき衛星で通信が届いたり、同じように惑星のテラフォーミングに挑戦した先人のメッセージを各地で見つけたりと、ほんのりストーリー要素があった点も良かったです。

探索やクラフトが好きなプレイヤーにはとてもオススメです。

筆者プレイ時間:40.4時間
価格:2800円

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