[Steam] 名作1人称視点パズル「The Witness」レビュー&感想

あなたはパズルで満たされた奇妙な島でひとり目を覚まします。
目が覚めてみると、あなたはたった独りで謎に満ちた奇妙な島にいます。
驚きと挑戦が待ちうける島に。

めちゃめちゃ面白かったです。
クリアすると身の周りのものがパズルに見えるようになります。

ゲームとしては「気づき」が非常に重要な要素になっています。
最初は始点から終点の単純な一筆書きから始まり、
ゲームが進むと一筆書きに加えて記号(例えば〇●、▼、★といったもの)が追加されますが、
その記号が何のルールかは明示されません。
予想と試行錯誤を繰り返してルールを推定していくことになります。

一筆書きパズルの一例

また、一見するとルールを推定するための記号自体が無いような問題もあります。
The Witnessの「一人称視点パズル」というユニークな仕掛けはまさにここに活きてきており、
パズルの外まで含めて注意深く観察する必要があります。

詰まるとなかなか進めないこともあり、難易度は割と高めだと思うのですが、
気付いた瞬間の「アーーーー!」という閃きの興奮は脳が焼け付く感じがあります。

また、島全体がパズルになっていますが、一部を除いて解く順番が特に指定されておらず、
好きなところから始めることができます。
ストーリーらしいストーリーは無いのですが、意味深なオブジェクトが各地にあり、風景も美しいので、探索しているだけでも楽しいです。

島を走り回ってるだけでも楽しい

そしてこのゲームには本筋のパズルとは別に、ある非常に大きな「気づき」が存在します。
「The Witness」で調べるとすぐにヒントが出てきてしまうようなものなのですが、
もしまだ何の情報も持っておらず、このゲームに興味を持った方が居れば、
ぜひ何も調べず始めることをオススメします。


筆者プレイ時間:36.2時間
価格:3980円
サマーセール2021価格:995円(75%OFF)

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