にゃるるファイトが面白そうなメトロイドヴァニアだったので遊ぼうとしたところ、前日譚であるNyakori's Rabbit Dollは絶対やった方がいいというレビューを見かけたのでそちらとセットで遊びました。
結論としてはNyakori's Rabbit Dollからやった方が絶対良いです。
Nyakori's Rabbit Dollの感想はこちら
にゃるるファイト(咸鱼喵喵)はメトロイドヴァニアジャンルの2Dアクションで、全体的なキャラのテイストとかマップの表示とかはRabi-Ribiに結構似ているところがあります。
アクションは初期から2段ジャンプとダッシュがあって快適です。
マップもそれなりに広く隠しアイテムもたくさんあり、マップ毎の達成率や近くに隠しアイテムがあれば表示される装備アイテムもあるので探索もやりやすくて楽しいです。
単体のメトロイドヴァニアとしてもかなり面白い作品です。
ただ、ストーリーは前作からの繋がりがありますし、エンディングの一部は前作の結末を知らないと理解できないと思いますので、やはり前作からやった方がいいと思います。
Nyakori’s Rabbit Doll
DLCを終えた時点では、最後に手に入るthe other rabbit dollがあまりにも悲しすぎますし、何とかならなかったのかという思いを持ちました。
そうして始めたにゃるるファイトのEDではNyakoriもYuriもNyarutotu/Yuroも全員救済されたので本当に良かった、信じてここまでやってきて良かったと思いました。
細かいことを言えばストーリーについて整合性の怪しい部分はありますが、個人的にはそれはもう些末な問題で何も言うことはないです。
英語の文章はそれほど苦手ではなく、また文章も平易なものだったので読み進めるのはそんなに苦ではなかったのですが、それでも英語の文章を読んで翻訳する工程が挟まるのでその分1つ1つの文章を集中して味わうような体験ができました。
また、翻訳の工程が挟まる分、読んだときにその文章の妥当性まで意識が行かず、日本語の文章を読むときに比べて盲目的に内容を正しいと思ってしまいがちなのですが、本作はそうではないんですよね。
登場人物が言うことが必ずしも正しいとは限らないので、真実は何なのかということを整理していったり、キャプチャを見返してこの時このキャラクターが言っていたのはこういう意味だったのかという気付きがあり楽しい時間でした。
Nyakori’s Rabbit Dollが英語で文章を読む必要があったことも含めて良いゲーム体験ができたと思います。
Nyakori’s Rabbit Dollで洋館の外にキャベツ畑があるのですが、にゃるるファイトの方でキャベツはYuro(リーロン)の好物だったということが語られたりと、作品を跨いで伏線が回収されたりしたのも嬉しいポイントでした。
筆者プレイ時間:27時間
価格:820円
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