[Steam]ドライブ&サバイバル「Pacific Drive」プレイ感想

ドライブ要素のあるサバイバルクラフトゲームです。
危険な敵対生物のいるエリアに侵入し、敵対生物や自然の脅威をかわしながらリスクを冒して資材を回収して車に積み込み、ガレージに生還して車の修理や強化を行う、というのが基本的な流れとなります。
感覚としては陸上版サブノーティカが近いです。

ストーリー要素もちゃんとあり、隔離地域に入り込んだ主人公が脱出するため、現地の科学者たちの支援を受けつつ調査を進め、隔離地域の深層へと潜りこみ、かつてこの地域で何が行われていたのか、何が起こっているのかを解き明かしていくような物語となっています。

本作の魅力は緊張を強いられる危険地域のドライブと、無事にガレージに帰ってきて生還できたという安心感、また次のドライブに向かうための車の修理や強化、という一連のサイクルにあると思います。

本作は車内に居るときは基本的には安全なのですが、資材を回収する際には外に出なければならず、資材を回収した瞬間に敵対生物の攻撃を受けたり、そもそも放射性物質が空気中に散乱していて外に居るだけでダメージを受けたりするので危険極まりないです。
またプレイヤーは安全でも車はどんどんダメージを受けていくので、ドアが飛んでいったりタイヤが破損してまともに走れなくなるかもという緊張感があります。

また、ガレージに帰還する際には「ゲートウェイ」を開いて特定のポイントに到達する必要があるのですが、ゲートウェイを開いた瞬間に環境が急速に不安定になり、走っているだけで車体が損傷していくのでBGMも相まって焦燥感に駆られます。
路面も高低差も無視して最短距離でゲートウェイに突っ込んでいくことになります。

それだけにボロボロになりながらもガレージに生還できたときの安心感が半端ないです。
そこから集めた資材をロッカーに整理して、破損した車のパーツをクラフトして交換、損傷が少ないパーツは修理キットで耐久度を回復。
新しい装備をアンロックし、ガソリンと電力を満タンにしてまた次のドライブルートを検討する、という一連の流れは、ややもすると30分とか1時間とかかかるのですが、このゲームに無くてはならない時間だと思います。

サバイバルクラフトゲームとしては異色の作品で、どちらかというとランと準備が明確に分かれている点からすると恒久アップグレードのあるローグライクとかの方が近いのかもしれませんが、とにかく楽しめて心に残った作品でした。

資材集めやクラフトが好きな方、ドライブが好きな方にオススメです。

筆者プレイ時間:38.3時間
価格:3400円

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