
面白いという話を聞きつつも、想定プレイ時間が約60Hとかなりの大作であることが予想されるためなかなか手を出せなかった作品。
しかし、意を決して始めてみると想定以上に面白く、のめり込んでいきました。
ジャンルとしては横スクロールの2Dアクションです。
探索要素はあるもののメトロイドヴァニアのようなタイプではなく、どちらかというと面クリア型に近い形式です。

本作はまず戦闘が面白いです。
基本的には近距離武器で戦っていくのですが、武器がヒットしたときの手応えや音が爽快で、数多くの敵をなぎ倒していく楽しさがあります。
また、ゲームを進めていくと入手できる多種多様なスキルなどでより火力を高めて戦うことができます。

ただヌルゲーかというとそうではなく、レベルや選択した難易度にもよりますが敵からのダメージ量が結構大きく、通常難易度でも4,5回、高難易度だとそれこそ1,2回被弾しただけでもゲームオーバーになったりするので、敵からの攻撃を食らわないプレイングや防御・回復面も高める必要があったりして絶妙な難易度になっています。

また、通常のレベル上げの他、敵を倒すと落とすフォースでのステータス強化、ドロップした素材での装備品強化、装備熟練度による新スキルの取得など、様々な強化要素が用意されています。
これもまたいい具合にバランス調整されていて、戦って入手できるフォースで小さく継続的にステータス上げをし、時々レベルアップして全体的にステータスが上がり、素材が集まれば装備を更新して一気に強化できたりと、戦った成果を実感できるシステムになっています。

また、装備品の種類もかなりの数が用意されており、それぞれ熟練度をマスターにしていくことによって新スキルを取得したりスキルをセットできる数を増やしたりできるので、次の装備のために別の素材ドロップを狙って周回したくなります。
更に運が良いと豪華な宝箱でレアドロップ限定の装備が落ちることもあります。

戦闘そのものの爽快さに加えて、敵を倒すことで強くなっていくことを実感しやすく、また装備品をコンプしたくなる仕組みにより、戦っているだけで楽しさを感じられる点が非常に良かったです。
戦闘面だけなく、ストーリーもかなり引き込まれるものでした。
何度も「そうだったの!?」という驚きがあり、ずっとジェットコースターのような展開でした。
それでいてストーリーの本筋はずっと変わらず、何度もどんでん返しがありながら結末に到達したときにはここまでやってきて良かった、本当に良かったという気持ちが溢れました。

章をクリアする度にオープニングMVが流れるのですが、このMVで出てくる場面ってこういう意味だったんだという気付きだとか、集合絵に出てくるキャラクターとの繋がりが増えていく感じとかがたまらなく良かったです。

本当に戦闘もストーリーも面白い作品でした。
最終ボスを倒した後も何だか名残惜しくて意味もなくLv99まで上げたりしました。
それぐらい印象に残った作品でした。
最序盤こそ同じマップの往復があるとか、敵の見た目がキモいとかあるのですが、そこさえ乗り越えられれば予想だにしないストーリー展開や戦闘の面白さにどんどん引き込まれていくと思います。
相当に骨太の作品ですが、まとまったプレイ時間が取れる方には強くオススメしたいです。
筆者プレイ時間:63時間
価格:2570円